たいだんけいしきでいってみようか4

やま：ひとつ、ここらで真面目な所聞きたいんだけんども、良いかい?

とろ：自分が何で結婚しない主義なのかとか両親の死後の1年間の事とかだったら答えないぞ。因みにあの100万円は現金書留で返した、行く暇が無かったもんでね。

やま：いや、そんな畳み掛けられても（汗）聞きたいっつーのはあれよ、なんでアタシがレズだって告白した時あんだけ落ち着いてたのかなーって、聞いた事なかったっしょ、これは。

とろ：えーーー？今更聞かれてもなー。そーだなー、あん時はなーお前さんが落ち着いてたからなーだったらこっちも慌てるような事ではなかろうと思ったような記憶が有るような無いような、忘れた。

やま：忘れたって…、アタシ落ち着いてた？かなり一世一代の勇気振り絞っての告白だったんですがー、あんたに軽蔑の眼で見られたらどうすっぺかなーとか思いながら。

とろ：「どうすっぺかなー」の辺りでかなりリラックスしている気もするが、良かったじゃないか、軽蔑されないで済んで。

やま：他人事のように。

とろ：他人事だしね。

やま：あ…愛は何処に…。

とろ：信じれば其処に。（嘘クセー）

やま：うわーーーん！！

とろ：もーこれでお開きにしちゃおー。