13日、14日の日記。

2004年8月16日
13日になったと同時刻あたりで電話が入り祖父殿の訃報を知らされる。
今年に入ってから具合が悪いとは聞いていたけれど。
 
すぐに実家まで行かなければならないと慌てふためいてみたものの
新幹線は止まっているし新幹線に乗るための現金も無い事に気付く
おまけに喪服はクリーニング屋さんだった。
山口(仮)をたたき起こし喪服と片道分のお金を借りる事にする。
香典袋も用意しないと無い。
コンビニに行って買ってくる。
現地に向かう途中で買えばいいのだという考えはこの時点で浮かばなかった。

ネットで朝一番の便を調べる。
所要時間新幹線で5時間なんだよな。
しかもそこから1時間近く在来線に乗るんだよね。
と言う事で体力温存の為に寝ようとするもあまり眠れず。

朝になり上司に電話で連絡。
その後、事務の子達に仕事を指示。

朝一の新幹線に乗り昼過ぎに中継点に着き乗り継いで目的地に。
お盆真っ盛りで乗れるのかどうか不安だったけれども案外乗れた。

お通夜は夜からだと言うのでとりあえず駅で宿を手配する。
お盆真っ盛りで泊まれるかどうか不安だったけれども案外泊まれた。
実家に泊まりなさいと伯母上殿が言って下さったが何となくそれは出来ない。
気がした。
のです。
すみませんひねくれてて。
おこられた。

ホテルに荷物を置き、タクシーで実家へ。
祖父殿のお顔を拝見する。
最後にお会いした時よりやせた感じがして、なんとなく申し訳無いような、孫っぽい事なんにもしなかったなあと、上手く言えないけれどそんな感じの何かがこみ上げてきて。泣いた。
 

葬儀には参列せずに通夜の席で御焼香だけして明日の朝には帰ると祖母殿に伝えたら。
おこられた。
父上の代わりとして参列しないといけないらしい事になっていた。
通夜の席に上がるのさえ場違いで肩身の狭い気がするのに冗談じゃない。

ので、逃げた。

お墓参りには改めて参ります。
と書き残しておいた。
多分すごくおこってる。

帰ってから「お土産は〜?」といわれた。
溜息をお土産に披露した。
 

悲しいのは勿論だけど、戸惑いの方が大きいんだ。
ごめんなさい、祖父殿。

いま凄く疲れてます。

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